野守の鏡

はし鷹の野守の鏡えてしかな思ひ思はずよそながら見む(新古今和歌集)、 の、 はし鷹、 は、小型の鷹、 はいたか、 とあり(久保田淳訳注『新古今和歌集』)、 えてしかな、 の、 かな、 は、 希望の終助詞、 で、 手に入れたいなあ、 という意になる。 野守の鏡、 は、 逸(そ)れた鷹を映した野中の溜…

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