仏名

時過ぎて霜に消えにし花なれどけふは昔の心地こそすれ(朱雀院御歌)、 の詞書の、 仏名の朝(あした)に、削り花を御覧じて、 の、 仏名、 は、 仏名会(ぶつみやうゑ)、 のことで、 御仏名、 ともいい(広辞苑)、 十二月十五日、後には十九日から三日間、朝廷で行われた、諸仏の名号を唱えて罪障を懺悔する法会、 とある(久保田淳訳注『…

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