しもと

しもとゆふ葛城山に降る雪の間なく時なく思ほゆるかな(古今和歌集)、 の、 しもと、 は、 細長い枝、 の意、 しもとを結ふ葛、 という連想で、葛城山にかかる枕詞、 とある(高田祐彦訳注『新版古今和歌集』)。 しもと、 は、 むち、 で触れたように、 葼、 楉、 細枝、 と当て、 枝の茂った若い木立、…

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