採物(とりもの)
神垣の三室の山の榊葉は神の御前に茂りあひにけり(古今和歌集)、
は、古今和歌集第二十巻、
大歌所御歌、
の中の、
神遊びの歌、
にある、
採物(とりもの)の歌、
の冒頭にある歌だが、
神遊、
は、
神々が集まって楽を奏し、歌舞すること、
を言い、転じて、
神前で歌舞を奏して神の心を慰めること。また、その歌舞、
の意…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか