とま

海人小舟とまふき返す浦風にひとり明石の月をこそ見れ(新古今和歌集)、 の、 とま、 は、 苫、 篷、 と当て、 菅(すげ)や茅(かや)を菰(こも)のように編み、和船の上部や小家屋を覆って雨露をしのぐのに用いる、 とあり(広辞苑・精選版日本国語大辞典・大言海)、 とば、 ともいう(仝上)。日本書紀に、 大苫辺(おほとまべ)尊、 大…

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