とま
海人小舟とまふき返す浦風にひとり明石の月をこそ見れ(新古今和歌集)、
の、
とま、
は、
苫、
篷、
と当て、
菅(すげ)や茅(かや)を菰(こも)のように編み、和船の上部や小家屋を覆って雨露をしのぐのに用いる、
とあり(広辞苑・精選版日本国語大辞典・大言海)、
とば、
ともいう(仝上)。日本書紀に、
大苫辺(おほとまべ)尊、
大…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか