御嘗(おほんべ)
まかねふく吉備の中山帯にせる細谷川(ほそたにがわ)の音のさやけき(古今和歌集)、
の詞書に、
この歌は、承和の御嘗(おほんべ)の吉備國の歌、
とあるが、
承和、
は、
仁明天皇の時の年号、転じて、仁明天皇、
ともあり、
御嘗(おほんべ・おほむべ)、
は、
大嘗会、
のことで、普通、
大嘗、
と当て、
おほにへ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか