かづら
梅の花咲きたる園の青柳(あをやぎ)は可豆良(カヅラ)にすべくなりにけらずや(万葉集)、
の、
かづら、
は、
鬘、
と当て、
蔓草で作った髪飾り、
をいい、
蔓草や羽などを輪にして作った、
とある(岩波古語辞典)。万葉集時代は、
柳(と梅)・菖蒲(と花橘)さ百合などを用いた(仝上)、
青柳、アヤメ、ユリ、藻草、稲穂などの種々の植物…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか