ひたぶる

憂しといひて世をひたぶるに背かねば物思ひ知らぬ身とやなりなむ(新古今和歌集) の、 ひたぶる、 は、 頓、 一向、 とあて、 一途なさま、 を言い、 もっぱら、 ひたすら、 すっかり、 といった意味である(広辞苑)。古くは、 「ひたふる」か、 ともある(精選版日本国語大辞典)。 態度が一途で、しゃにむに積極的に、あ…

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