例ならず 2024年10月04日 例ならず 不例(ふれい) 不例(例ならず) かくしつつ夕べの雲となりもせばあはれかけても誰か偲ばむ(周防内侍) の詞書に、 例ならで太秦に籠りて侍りけるに、心細く覚えければ、 とある、 例ならで、 は、 病気になって、 とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。 例ならず、 の、 ず、 は、 ず・ず・ぬ・ね、 と活用し、 動詞・助動詞の未然形を承けて、承…続きを読む