玉依姫

白波に玉依姫(多万余理毗咩 たまよりひめ)の来(こ)しことはなぎさ(渚)やつひに泊りなりけむ(大江千古)、 の、 玉依姫、 は、 海神の娘。豊玉姫の妹で、神武天皇の母、 とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。 玉依姫、 は、 たまよりひめ、 と訓むが、古くは、 たまよりびめ、 と訓まし(精選版日本国語大辞典)、 記紀神…

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