玉依姫
白波に玉依姫(多万余理毗咩 たまよりひめ)の来(こ)しことはなぎさ(渚)やつひに泊りなりけむ(大江千古)、
の、
玉依姫、
は、
海神の娘。豊玉姫の妹で、神武天皇の母、
とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。
玉依姫、
は、
たまよりひめ、
と訓むが、古くは、
たまよりびめ、
と訓まし(精選版日本国語大辞典)、
記紀神…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか