如是報

うきを猶むかしの故と思はずばいかにこの世を恨みはてまし(二條院讚岐) の、 詞書に、 入道前關白家に、十如是歌よませ侍けるに、如是報、 とある、 如是報、 は、 十如是(じゅうにょぜ)、 の一つ、 今生の善悪の業因に報い、未来の苦楽の果を受けることを言う、 とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。この、 十如是、 は、法…

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