玉串

濡れて干す玉串の葉の霜露に天照る光幾代へぬらむ(摂政太政大臣)、 神風や玉串の葉を取りかざし内外(うちと)の宮に君をこそ祈れ(俊恵法師)、 の、 玉串、 は、 伊勢神宮で榊のことをいう、 とあり(久保田淳訳注『新古今和歌集』)、 榊の異称、 であるが、 五百箇(いおつ)真坂樹(まさかき)の八十玉籤(やそたまくし)を採らせ(日本書紀)、 …

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