夕占(ゆふけ)
あはなくに夕占(ゆふけ)を問へば幣(ぬさ)に散るわが衣手はつげもあへなくに(古今和歌集)、
の、
夕占、
は、
夕方におもに辻で行われる占い。自分が道行く人の話を聞いて行ったり、専門の占い師が行ったりするもの、
だが、
月夜(つくよ)には門(かど)に出(い)で立ち夕占(ゆうけ)問ひ足卜(あうら)をそせし行かまくを欲(ほ)り、
などと、万葉集に多く見ら…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか