石橋(せききょう)
持入天台路(天台の路(みち)に入らんと待つ)
看余渡石橋(余が石橋(せききょう)を渡るを看よ)(駱賓王(栄之間)・霊隠寺)
の、
石橋、
は、
天台山にある、深い谷川にかけられた石橋の名、生死を超越した人でなければ、怖ろしくて渡れないという、
とある(前野直彬注解『唐詩選』)。
渡石橋、
で、
天台山の深い谷川にかけられた、幅が一尺にも満たな…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか