薬玉(くすだま)

あかなくに散りにし花のいろいろは残りにけりな君が袂に(大納言経信) の詞書に、 五月五日、薬玉つかはして侍りける人に、 とある、 薬玉、 は、 玉状の袋に薬・香料を入れ、菖蒲・蓬や造花を結び、五色の糸を垂らす、 もので、 端午の節句に用いる、 とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。 (薬玉 精選版日本国語大辞典より) 薬玉、…

続きを読む