暦数
草昧英雄起(草昧 英雄起り)
謳歌暦数帰(謳歌 暦数帰す)(杜甫・重経昭陵)
の、
草昧(そうまい)、
は、
天地の始めの、混沌とした状態、
を意味し、ここでは、
隋末の乱世をいう、
とある(前野直彬注解『唐詩選』)。
暦数、
は、
帝王が授かる天命のこと、
とあり、「書経」大禹謨篇に、
天の暦数は汝が躬(み)に在り、…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか