野もせ 2024年11月15日 野もせ 野面 野も狭 よられつる野もせの草のかげろひて涼しく曇る夕立の空(西行法師) の、 よられつる、 は、 暑さのためにひからびてよじれていた、 とあり、 野もせ、 は、 野にいっぱいの、 の意となる(久保田淳訳注『新古今和歌集』)、 生動感溢れる叙景歌、 とする(仝上)。なお、 涼しく曇る、 は、詠歌一体で、 制詞、 …続きを読む