みしぶ

みしぶつき植ゑし山田にひたはへてまた袖濡らす秋は來にけり(新古今和歌集)、 の、 ひた、 は、 引板、 で、 鳴子、 の意(久保田淳訳注『新古今和歌集』)、 はへて、 は、たぶん、「ふりはへて」で触れた、 延へて、 とあて、 (引板の縄を)引いて延ばして、 の意(仝上)である。「引板」で触れたように、 ひた、…

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