拙を養う

谷神如不死(谷神(こくしん) 如(も)し死せずんば) 養拙更何郷(拙を養うは更に何れの郷(きょう)ぞ)(杜甫・冬日洛城北謁玄元帝廟) の、 谷神、 は、老子に、 谷神死せず、是を玄牝(げんぴん)と謂う、 とあるのにもとづき、この句の解釈には諸説あるが、この詩で、 杜甫は老子の精神というほどの意味で「谷神」を理解していたのであろう、 とある(前野直彬…

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