刈萱(かるかや)
うらがるる浅茅か原の刈萱(かるかや)の乱れてものを思ふころかな(新古今和歌集)、
の、
うらがるる、
は、
葉末が枯れる、
意、
刈萱、
は、
イネ科の多年草、
とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。
刈萱、
は、
刈草、
とも当てる(広辞苑)のは、古くは、
秋風の乱れそめにしかるかやをわれぞつかねて夕まぐ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか