刈萱(かるかや)

うらがるる浅茅か原の刈萱(かるかや)の乱れてものを思ふころかな(新古今和歌集)、 の、 うらがるる、 は、 葉末が枯れる、 意、 刈萱、 は、 イネ科の多年草、 とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。 刈萱、 は、 刈草、 とも当てる(広辞苑)のは、古くは、 秋風の乱れそめにしかるかやをわれぞつかねて夕まぐ…

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