いも(妹)

秋風は身にしむばかり吹きにけり今やうつらむ妹(いも)が狭衣(新古今和歌集)、 の、 いも、 は、 妻、 の意とある(久保田淳訳注『新古今和歌集』)。 いも、 の対は、 せ(兄)、 である(岩波古語辞典)。平安時代以降多く使われた、 いもうと、 は、 イモヒトの音便形、 である。 いも、 は、元来、 …

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