たたなづく

玉藻なすか寄りかく寄り靡(なび)かひし夫(つま)の命(みこと)のたたなづく柔肌(にきはだ)すらを剣(つるぎ)大刀身添へ寝(ね)ねば(柿本人麻呂) の、 剣(つるぎ)大刀、 は、 身に添ふ、 の枕詞、 たたなづく、 は、 柔肌、 の枕詞、 身体を豊かに包んでいる意か、 とある(伊藤博訳注『新版万葉集』)。 たたなづく、 …

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