もころ

我が大君の立たせば玉藻のもころ臥(こ)やせば川藻のごとく靡(なび)かひし(柿本人麻呂)、 の、 もころ、 は、 如く、 の意の古語(伊藤博訳注『新版万葉集』)とあり、 如、 若、 と当て、上代、 ごと(如)、 にあたり、 同じような状態、 よく似た状態、 の意で、 ……の如く、 と、 常に他語による修飾を…

続きを読む