あぢさはふ
御食向(みけむか)ふ城上(きのへ)の宮を常宮(とこみや)と定めたまひてあぢさはふ目言(めこと)も絶えぬ(柿本人麻呂)、
の、
御食向ふ、
の、
みけ、
は、
神や天皇の食事、食膳の意、
向う、
は、
食膳で種々の食物が向かい合っていること、
の意で(精選版日本国語大辞典)、その中に、
葱(き ねぎ)・粟(あわ)・蜷(みな にな…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか