つき(槻)
早(はや)来 ても見てましものを山背(やましろ)の多賀(たか)の槻群(つきむら)散りにけるかも(高市黒人)
の、
槻、
は、
欅(けやき)の古名、
とあり、
つきのき、
つく、
ともいう(広辞苑)。平安時代の漢和辞典『新撰字鏡』(898~901)に、
欟 豆支(つき)、又、加太久弥(かたくみ)、
和名類聚抄(931~38年)に、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか