臥(こ)いまろぶ

白栲(しろたへ)に舎人よそひて和束山(わづかやま)御輿(みこし)立たしてひさかたの天(あめ)知らしぬれ臥(こ)いまろびひづち泣けども為(せ)むすべもなし(大伴家持) の、 白栲、 は、ここでは、 白い喪服、 をいう(伊藤博訳注『新版万葉集』)。 臥(こ)いまろび、 の、 臥い、 は、 臥ゆの連用形、 で、 伏し悶え泣き濡…

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