さゐさゐしづみ

玉衣(たまきぬ)のさゐさゐしづみ家(いへ)の妹に物言はず来(き)にて思ひかねつも(柿本人麻呂) の、 玉衣、 は、 さゐさゐの枕詞、 とある(伊藤博訳注『新版万葉集』)。この、 玉衣(たまぎぬ)、 は、 珠衣、 とも当て、 「たま」は美称、 なので、 玉を飾ったような美しい衣服、 りっぱな衣服、 をいい、 …

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