神木(かむき)
神木(かむき)にも手は触るといふをうつたへに人妻といへば触れぬものかも(大伴安麻呂)
の、
神木(かむき かんき、かみき)
は、
神樹、
とも当て、
神の降臨する木、
をいい、
触れると神罰があるとされた、
とある(伊藤博訳注『新版万葉集』)、
神聖な木、
をいい、
神体と考えられる木、
でもある(広辞苑)。
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか