たゆたふ

常(つね)やまず通ひし君が使(つかひ)来(こ)ず今は逢はじとたゆたひぬらし(高田女王) の、 たゆたふ、 は、 ためらう、 と訳されている(伊藤博訳注『新版万葉集』)。 たゆたふ、 は、 揺蕩ふ、 猶予ふ、 と当て、 は/ひ/ふ/ふ/へ/へ、 と活用する、自動詞ハ行四段活用で(学研全訳古語辞典・精選版日本国語大辞典)、 …

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