たづたづし

草香江(くさかえ)の入江にあさる葦鶴(あしたづ)のあなたづたづし友なしにして(大伴旅人) の、 たづたづし、 は、 上三句は序。同音で「たづたづし」を起す、 とあり、 旅人に置き去りにされての悲しみを述べる、 ぬばたまの黒髪変り白けても痛き恋には逢ふ時ありけり(沙弥満誓) という、詞書(和歌や俳句の前書きで、万葉集のように、漢文で書かれた場合、…

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