たづたづし
草香江(くさかえ)の入江にあさる葦鶴(あしたづ)のあなたづたづし友なしにして(大伴旅人)
の、
たづたづし、
は、
上三句は序。同音で「たづたづし」を起す、
とあり、
旅人に置き去りにされての悲しみを述べる、
ぬばたまの黒髪変り白けても痛き恋には逢ふ時ありけり(沙弥満誓)
という、詞書(和歌や俳句の前書きで、万葉集のように、漢文で書かれた場合、…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか