わた

海(わた)の底奥(おき)を深めて我(あ)が思へる君には遭はむ年は経ぬとも(中臣郎女) の、 わた、 は、 奥(心の底)の枕詞、 とある(伊藤博訳注『新版万葉集』)。 わた、 は、 わたのはら(海の原)、 海(わた)の底、 わたつみ(海神)、 わたなか(海中)、 わたつうみ(海)、 等々と使い、 わたつうみ、 うみ、 …

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