2013年08月16日

覚悟


人は独りでは生きていけない。

しかし,それは人に頼ることや人のサポートが前提ではない。まず,

人は独りでしか生きていけない,

ということがあるから,というかこれがなくては,人として信用できない。

人は独りで生きていくしかない。

人は独りで生きるしかない。

これを覚悟という。水におぼれかけた人を,向う見ずにすぐ飛び込んではいけない。なぜなら,その人は助けに来た人にしがみつき,共倒れというか,道連れにされてしまう。

覚悟は何で見きわめるか。その人が,自分でどれだけ努力しているかを見きわめる。例えば,自分で服を脱ぎ,何とか自力で努力しようとしているかどうか。でないと,すがりつかれて道連れになるだけだ。

それが覚悟なのではないか。その見極めを人に非難されるかもしれない。それでも,確実に人も我も助けるためにどうするかを考える。それがなくても,とっさに飛び込むかもしれない…が。惻隠の心,と孟子は言っていたが…。

昔,僕はサラリーマンにはなりたくないと思っていた。しかしサラリーマンにしかなれないと思っていた。なぜなら,一人で生きる技量も度量も器量もない。そんな奴に,自立して生きることは難しいと思っていた。そこにはサラリーマンを貶める気持ちがあった。

しかし今は,そうは思わない。自立して,独立自営しているものを偉いなどとは思わない。

どれも,選択のひとつに過ぎない。

毎朝,9時出社し,仕事をこなして退社する,それを馬鹿にしてはいけない。それは,無言の選択と覚悟なのだ。出来不出来はあるかもしれない。技量,器量の差はあるかもしれない。しかし,そこには覚悟がある。9時に間に合うように起き,間に合うように通勤していくという選択,大袈裟な言い方をするなら,そういう生き方を選択し,それを淡々とこなしていく生き方にも,覚悟がいる。

淡々と生きる。

一見平々凡々に見える生き方を馬鹿にしてはいけない。そこに覚悟を見ない人には,所詮人間はわからない。

個人事業主にできることなんぞはタカが知れている。その一人の器量と技量以上の仕事はできない。組織を動かすには,それなりの覚悟と,技量と器量と度量がいる。

僕はそれぞれの優劣を感じなくなっている。感じる心をむしろ軽蔑している。

ともすると起業するのをよしとする風潮がある。しかし考えてみれば,起業した奴が,社会を動かす力を持つことなどほとんどない。そういう人がたまさかいるかもしれないが,社会は動かない。動くのはその人の関係性の枠の中だけだ。

たとえば,コミュニケーションで動くのはコミュニケーションレベルであって,社会も組織も動かない。社会や組織を動かすのは,コミュニケーションとは異なるレベルのアクションでなくては,動かないからだ。まったくレベルというか,位相が異なる。その差異に気づかないと極楽とんぼになる。

話が横へ逸れた。

まず人は,自分がどんな覚悟をして生きているのかを確かめておく必要がある。選択とは,覚悟だ。そういう生き方をすることは,どういう生き方にせよ,そう生きるように生きる覚悟をしている。その覚悟が自覚的とは限らない。

ただそう思っているだけかもしれない。

ただ仕方なくそうしているだけかもしれない。

不承不承そうしているだけかもしれない。

しかしそうして生きている限り,意識しようがしまいが,そこには選択があり,選択がある限り,決断があり,決断がある限り覚悟がある。覚悟がなければ,早々に離脱しているはずである。

人の覚悟に多寡も優劣もない。その人なりの覚悟だ。きちんと生きていないものに,人の覚悟が見えるはずはない。

僕はこの頃,いまさらめくが,

平々凡々,

淡々と生きる,

ということの凄味に気づいた。


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posted by Toshi at 06:22| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by 財布 人気 at 2013年10月15日 10:19
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