2014年02月12日

前倒し


「第16回 早起き賊の会」

https://www.facebook.com/events/523355594430232/?ref_newsfeed_story_type=regular

に参加してきた。早起き賊については,すでに何回か書いている。

http://blogs.dion.ne.jp/ppnet/archives/11240473.html

http://blogs.dion.ne.jp/ppnet/archives/11286743.html

http://blogs.dion.ne.jp/ppnet/archives/11315293.html

http://blogs.dion.ne.jp/ppnet/archives/11370655.html

毎回,まあ,自己確認と,自己満足で終わる,と言えば,そうだが,早起きは,ただ漫然としていたのでは,毎日続けられない。その意味で,自分の生き方を自己承認(ほとんど自己陶酔に近い?)する場になっていると言えば言える。

今回も,アジェンダを出すところからスタートした。

・成功者はなぜ早起きなのか
・早起きになるには
・就寝時間をどのようにコントロールしているのか
・起床してから勉強しているのか

別に自分たちを成功者と見立てているわけではないが,

早起きするものが成功しないはずがない,

と思っていることは確かだ(成功という意味は各自の中にあるが)。まあ,自惚れ半分だが,結局,早起きを続けるためには,ただ何時に起きるということだけで完結するのではない。

たとえば,5時に起きて,その日がきちんとスタートしていくには,そのためにどう寝足りた睡眠を取るかがあり,それには何時に寝るかが重要であり,そのためには,いつ夕食を取るか,そのためには何時に帰宅するか,そのためには,どう仕事を切り上げるか,切り上げるためにはその日の仕事をどう段取りし,し終えるようにどう遂行するか,そのためには,どう部下や上司といった関係者と調整するか,そのためには何時までに出社しておく必要があるか,その時間までに出社するために,何時に始動しなくてはいけないか,それには何時に朝食を取るか等々と循環し,

結果として,24時間をタイムコントロールしなくてはならない。いや,もっと言うと,その人がそうコントロールできるためには,その前の日…とさかのぼると,最低でも,1週間単位の調整が必要になる。

そのためには,たぶん,

何かを捨てることが必要になる。

格好いい言い方をすれば,優先順位をつける,ということになる。勤めている限り,人との関係抜きでは仕事ができないから,人付き合いは,ゼロにはできない。だから,何かを捨てなくてはいけない,と言っている。そのことに法則はない。10割早起きだけに生活を回転させられるのは,自営のように自分の裁量で仕事を段取れるひとでも,難しい。だから,メリハリがいる。それも含めて,1日というより,長いスパンでのコントロールが必要になる。

たとえば,早朝にメールを出したり,早朝に出勤しつづけ早起きだからこそできる成果や実績を積み重ねて,あいつは朝早くから仕事をしているのだから,という周囲の認知を得てしまう,というのも早く帰るための一つの手だ,という発言もあった。

結局9~5時をコアとして,24時間働き続ける化け物(体力オバケという命名が酋長からされた)はそうは続かないのだから,早くに起動するか,遅くまで働くかで,たぶん働く時間にはそう違いがない。どちらが効率的か,ということも,人のタイプがあるので,早起きが絶対正しいとまでは言い切れない。ただ,

一日を,人より早く起動している,

というアドバンテージは大きい,と思っている。

僕は,基本的に,何でも,前倒しするタイプなので,早い時は,締め切りの一か月前には,完成稿の状態にしてしまう。企画も,原稿も,プランニングも。昔は,それを誇って,早々に提出したりしていたが,ぎりぎりまでそのまま寝かす,というようにずいぶん前から,方針を変えた。それは,精神的余裕ということもあるが,それまでの期間に,別のいいアイデアや別の良案が出てくることがあり,修正可能であることと,相手が方針を変えたりした事態の急変にも,骨格が出来上がっていれば,,手早く変更できる,という実利が大きい。これは,他の人から出た,計画95%という意見や,早目に骨格をつくりあげて,寝かすというような意見と同じだと思う。

じゃあ,早起きになるには,という問いには,

起きる時間を決める
寝る時間を決める

という物理的な方法もあるが,実は,

早く起きてする(したい)こと(タスク)をつくること,

というのが集約された意見のようだ。そのために,個々の工夫はあるが,

朝早く起きなくてはできないこと,

が自分の中に明確になることで,早く起きたくなり(起きざるをえなくなり),朝起きることが習慣化する。それをしないと,一日が始まらないし,一日気色悪くて仕方がない,というような感じになれば,もうしめたものだ。癖になっている,といっていい。

実は,大事なことは,早起き賊は,

睡眠時間を削っているのではないか,
無理して頑張っているのではないか,

と思われがちだが,大半が,六時間の睡眠時間を取っていること,しかも,無理していないこと,だ。

その日体調が悪ければ,起きない,二度寝する,

というのが,実は早起きを長続きさせるコツなのかもしれない。別にその日だけに朝があるわけではない。明日早く起きるためには,しんどいときには,体調を整えるのも,時間のコントロールの一つなのだ。

これも,一日単位で考えているのではなく,一週間以上のタームで,朝起きるための工夫を積み重ねている結果といっていいのかもしれない。

その意味では,たえず,

前倒しで,

早く起きる意志をもって,

毎日をコントロールしているというのが,早起き賊共通のマインドといっていい。


今日のアイデア;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/idea00.htm




#早起き賊
#時間のコントロール
#意志
#前倒し

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posted by Toshi at 05:27| Comment(0) | 早起き賊 | 更新情報をチェックする
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