2014年03月06日

勢い


第6回「女流漫画家 渡邊治四(ワタナベジョン)から学ぶキャリアアップのために必要なこと」に参加させていただいた。

https://www.facebook.com/events/237193076445754/?notif_t=plan_edited

今回のテーマは,

なぜ漫画家になりたかったのか,
今後の目標

だが,この中で,10代半ばで,投稿して,受賞した時,

勢いがある,
頁をめくらせる力がある,

と評されたという。で,いま,その勢いをどう意識化しているのか,とお尋ねしたところ,

内圧をためておいて,(ポンプのように)出し方を変える,

というような趣旨のことを言われた。それを,描くぞというモチベーションとも言われた。そのときは,ご自分の描くぞというエネルギーをコントロールできるという意味で承った。だから,

スランプはこない,

というのも,そういう貯め込む時期と放出する時期を自分で意識できるからだ,と。

が,微妙な違和感が少しだけあった。つまり,

自分のエネルギーをコントロールする,

ということと,

頁をめくらせる勢い,

とはちょっとずれがあると感じたのである。

で,考えた。勢いには,

①作家の内面のエネルギー(思いとか,描きたいという衝迫感)

と,

②作品レベル(表現レベル)での突進力

とは違うのではないか,と言うことだ。別に,表現のプロではないので,ここからは,素人の妄想だが,よく,

荒削りだが力がある,

という評が,どんな表現に対してもある。これは,表現のレベルを指す。そこには,描きたい何かかあり,描きたいという強い衝迫力が,あふれ出て,表現の巧拙を突き抜けて,奔出する,という感じになる。

そのとき,エネルギーの強さに見合う,表現技術が伴わない,という意味が強い。このときに,エネルギーが着目されるのは,表現との落差があるからだ。

しかし,そのエネルギーを,貯め込み方と,出し方がコントロールできるということは,せっかく持っていた自分の衝迫力を矯めることになるのではないか。

そこが,僕の感じた,かすかな違和感である。

必要なのは,エネルギーのコントロールではなく,エネルギーを表現する技術のコントロールなのではないか,という気がしたのだ。

あるいは,

(描きたいという,あるいはこれを描きたいという)思いの強さ,

を勢いだとしよう。それは,コントロールしてはいけないのではないか。その勢いを,勢いのまま,どう表現するかこそが,スキルだからだ。

スキルは,思いの強さを矯めるためのものではない。

そうではなく,

スキルは,思いの強さをそのまま(あるいはそれ以上に)どう現出させるか,というためにある。

僕はそう思う。

ではなくて,

モチーフの熟成し,発酵するエネルギー,

を勢いだとしよう。それはモチベーションの強さに当たるだろう。それでも,その強いモチーフに妥当する表現方法を現出させるのが,表現者の仕事なのではないのか。

当初の評者の言だけをタネに,あれこれ考えるのは邪道だが,

勢い,

という言葉に触発されたものがある。僕は,

がむしゃらさ,

無我夢中さ,

というものが勢いの原初だと思う。よく,処女作が最高傑作という言い方をしたりするのは,表現技術ではなく,その荒々しい,描きたい思いがストレートに現出しているからなのではないか,と思う。

洗練されるということは,うまくなることであってはならない。荒々しい,あるいは,

禍々しい

ほどのぎらついたものこそが,初発のエネルギーなのではないか。そのエネルギーを伸ばしつつ,あるいはそれに寄り添いつつ,それをどう表現するかにスキルの進歩がある,という気がしてならない。

処女作すら描いたことのないものが言うのも,おこがましいが。

今日のアイデア;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/idea00.htm


posted by Toshi at 06:11| Comment(2) | 表現 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by キャロウェイ X HOT at 2014年03月07日 12:22
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Posted by テーラーメイド R1 ドライバー at 2014年03月08日 11:27
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