2014年03月10日

統合


神奈川チャプター主催 ・近藤真樹コーチのファウンデーション講座「統合性を取り戻す」に参加してきた。

http://kokucheese.com/event/index/146923/

パーソナル・ファウンデーションとは,

自分自身の基盤を整えることであり,自分自身の人生の質を画期的に高めるためのシステマティックなアプローチ,

であり,自分自身の人生の質の向上のため,

基盤が強固なほど,自分の人生を思い通りに描くことができ,行動できる,

ということで,いわば,コーチ自身の自分の生き方を棚卸ししていくアプローチということになる。当然コーチの自己への視点が,クライアントへの視点に反照する。

それ自体は,別にいいのだが,僕の中では,ずっとちょっとした違和感がある。

今回の参加目的を,二人一組で話すというワークから,スタートしたが,そのとき,例によって,ファウンデーションというとき,ファウンデーションそのものにはあまり関心がなく,強いて言うと,物理的なそれではなく,心理的というか,心境としてのファウンデーションに関心がある,ということを言った。

これについては,前にも何度も書いたが,自分の基盤を整えていても,それは,ある時,突然崩れる,大事なのは,どんな一瞬でも,自分でいられる,という心的な状態が保てること,それを平常心というか,自然体というかは知らない。ただ,僕は,それを事前には準備できない,と思っている。

いや,その自分を支えるもの(がファウンデーション)ではないか,

という茶々が入りそうだが,例えば,パーソナル・ファウンデーション10の柱がある,

①妥協するのをやめる,
②自分自身を完了させる
③統合性を取り戻す
④自分のニーズを満足させる
⑤境界を広げる
⑥基準を引き上げる
⑦蓄える
⑧家族の基盤を強くする
⑨コミュニティを深める
⑩価値に向き合わせる

がクリアされても,されていなくても,極端に言うと,ボロボロな心理状態でも,クライアントに向き合った瞬間,自分を捨てて,クライアントに向き合える,そういう覚悟の方が,大事だと思っている。

僕は母が緩和ケアに入り,余命いくばくというときにも,死後葬儀までのあいだにも,クライアントには何も知らせず,コーチングをしたが,出来不出来は別に,コーチである瞬間に,自分を脇におけたと思う,その感覚が大事なのだという実感がある。それは,しかし特別なことではなく,サラリーマン時代,20代で父を失ったときも,できたかどうかは覚束ないが,仕事モードと私モードの切り替えを意識していた。そういうものなのではないか,と思う。

どんなに自己基盤を整えても,その基盤は崩れる,崩れても,今日はちょっと,という言い訳はできない。僕にはできない。だから,逆に,僕には,ファウンデーションを整えるのは,コーチ自身の(裏付けというか確信というかの)ためでしかなく,もちろんそれがクライアントを見る目を変える,ということは承知の上で,その自分をクライアントに投影するというのは,かえって余分な仮説をコーチが持つことにしかならないのではないかという懸念がある。

へそ曲がりの言い方かもしれないが,極端な話,お金がなくてあくせくしようが,未完了に押しつぶされそうになっていようが,妥協しまくっていようが,コーチングの一瞬に,そういう自分を脇に置いて,モードをさっと切り替え,クライアントに向き合える姿勢が必要なのではないか。それが,コーチという役割を背負った人間の覚悟だ,と言いたいのだ。それは,コーチングの巧拙とは別の,どんな仕事をするときにも共通の,基本的な仕事の姿勢なのではないか,と思う。それはファウンデーションとはどうもつながらない,というのが僕の感じなのだ。

コーチ自身の生活が修羅場の真っ最中であろうが,病気でヘロヘロであろうが,自分のことをさておき,クライアントに向き合うという覚悟というのか,それはスキルでも生き方でもなく,コーチとしての姿勢そのものなのではないかと思う。

それを不誠実という言い方もあるかもしれない,自分にできていないことを求めるのかという言い方もある。そうではないのではないか。何をするかを決め,それをするもしないもクライアント自身なのであって,そういうクライアントの自己対話を促すのに,コーチがどうあろうと,あまり関係はない。揺るがぬ鏡のポジションを保てるかどうかだ。それを職業マインドといってもいい。ただ,だからこそ,ロジャーズの「自己一致」は不可欠になる。自分のその状態に自覚的であることには…。

しかし,今回のテーマ「統合性」は,コーチ自身の生き方を考えるという意味では,自分のあり方を考えるいい,素材になったと感じている。いままでは,一番しっくりきたテーマだ。

統合性,

いわば,バランスである。

自分が充足している(うまくいっている)ときの自分の構成要素(のバランス),

のチェックである。当然,それを見るメタ・ポジションがいる。それがなければ,バランス云々は,注視されない。いや,考えてみたら,ファウンデーション云々を言うのは,自分の現状に問題意識があり,それを何とかしたいと思うからこそだから,その人には,メタ・ポジションがある,という言い方もできる。

要素の挙げ方自体に,その人の関心の向け方があるのではないか。例えば,

才能,知識,意欲,スキル,

知力,体力,感性,

といったところに向けるか,

環境,仕事,人間関係,家庭,経済,健康,

と分けるか,

対自己関係,対人関係,対家庭関係,対経済関係,

と分けるかは,どちらでもいい。僕は,

仕事,ワーク,家庭,生活パターン,人間関係,読書,

と並べて,結局,欠けている部分,健康に関心が向いた。

まあ,退院後一年経って,やっと,原状回復から,体力アップに関心が向き始めたことに気づいた。そして,それは,すでに,いま自分は着手し始めている,ということにも気づく。

僕はあまりバランス感覚のない人間で,偏頗なところがあるが,おのずと,生きるために,何が必要かは,自分は知っている,ということにも気づく。

最後に,統合性を取り戻すためのワークで,

来年の青梅にリベンジ,

と言ったのは,ちょっと言い過ぎかもしれない。ただ,ちょっぴり期待を込めている。



今日のアイデア;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/idea00.htm


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posted by Toshi at 08:09| Comment(1) | コーチング | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by テーラーメイド R1 ドライバー at 2014年03月10日 11:34
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