2014年11月29日

怒り


先日,「人を探求する」ワークショップに参加してきた。

https://www.facebook.com/events/1585144245039312/?ref=25&sid_reminder=5705686129420795904

今回のテーマは,「怒りから自分を知る」。

怒りについては,

http://ppnetwork.seesaa.net/article/388163198.html

で触れたし,怒りが二次感情であることは,

http://ppnetwork.seesaa.net/article/408166432.html

で触れた。今回は,

怒りの背景にあるニーズに気づくことで,自分が本当に求めているものがわかる,

ということであり,であれば,

その怒りそのものよりは,求めているものを得るために,相手にそのことを伝える,ということも必要になる,

ということのようである。そこにあるのは,

怒りは抑えたり,隠したり,逸らしたりすることで,相手を非難し,自分を責め,同じパターンを繰り返しがちになる。

怒りそのものに気づかないこともあるが,怒りには,似たパターンが,その人特有の対応の仕方として繰り返される。

ということのようだ。僕自身は,怒りは,その人が感じる問題に似ている,と思っている。問題とは,

http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/skill2.htm

にあるように,

期待値(そうあるべき,そうなっていなくてはいけない,そうしたい等々)と現状とのギャップ

である。その期待値を,相手に求めていること,そうあってほしいと思っていること,希望等々と置き換えていい。で,現状は,相手の「そのとき,その場」での振る舞い,言動ということになる。まあ,問題だと思うから,怒るのであるから,同根といってもいい。怒りは,二次感情,認知や感情へのメタ感情なのだから。

怒りをないがしろにしてはいけないのは,そこには,期待値,つまり,

自分としてそうしたい,そうありたい,そうあるべき,

という大切にしているもの,価値観があるからである。だからこそ,そうなっていない相手に,あるいは,それに反する振る舞いをする相手に,

苛立ち,
怒り,
むかむかし,
腹を立てる,

のである。その怒りが正当かどうかは別にして,その怒りを無視したり,ないがしろにするということは,自分の価値を投げ捨てることに等しいのである。

そこで,自分の怒りへの対応の仕方の一つとして,今回のワークショップの目的がある。そこでは,

怒りから自分を知るワークをしたが,

自分の怒りの状況

相手をどう責めたか,

そのとき何に怖れていたのか

そのとき,どういう気持ちだったのか,

で,そこで自分が望んでいたことは何か,

等々を探りながら,自分が望んでいることを伝える代わりに,あるいは,それを伝えるのを妨げる感情(多くは怖れ)によって,きちんと自分の気持ちを伝えられなかった,ということに気づく,ということになる。そこには,自分が大切にしている価値があることに気づくということになる。

このワークショップに参加しながら,僕は,

アサーティブ

とのシンクロというか,類似性を強く感じた。たとえば,アサーティブの対応は,

http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/skill1.htm

にあるように,相手に対して感じていながら,それを言わず(アサーティブに表現せず),

オロオロしたり,

ねちねち根に持ったり,

爆発して攻撃したり(逆切れ),

するという,ノン・アサーティブな対応は,

仮面をかぶる

という表現で,

避難する人(内面で怒りを反芻する)
頑固な人(怒りを感じない,あるいは怒りを抑え込む)
操作する人(攻撃で返す)
依存する人(泣く,服従)
マゾヒスト(諦めて受け入れる)

というタイプが示された対応と,ピタリとは言わないが,かなり重なる。しかし,大きな違いは,ここでの意図は,

ニーズ

を探し,自分の価値を探し当てる,というところにあるのに対して,アサーティブは,一見,

その場での対応,

に見えることだろう。が,基本的にアサーションあるいはアサーティブは,人種差別やジェンダーといった,社会的な抑圧にあるものが,どう自己表現し,自分という存在を対等に扱ってもらおうとするかという社会的背景から来ているので,基本構造が,個のそれか,社会的なことに由来するかに差はあっても,陥っている個々人に即してみれば,似ているのは当たり前だろう。目指すのは,

個人としての生き方の尊重
あるいは
自分という存在の尊厳の主張

であるのだから。

そのことは,

http://ppnetwork.seesaa.net/article/395253856.html

で触れた。





今日のアイデア;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/idea00.htm

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posted by Toshi at 05:39| Comment(0) | ワークショップ | 更新情報をチェックする
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