2015年07月07日

自己観察


先日,といっても先々月のことになるが,ワークショップに参加させていただいた。

https://www.facebook.com/events/919100084812776/

このシリーズについては,何度か書いたことがある。

http://ppnetwork.seesaa.net/article/418428694.html

http://ppnetwork.seesaa.net/article/419595148.html?1432585640

今回のテーマは「自分を観察するには」。

観察とは,

「起きていることに注意深くなり,今ここにいるということです。観察者の状態になると,私たちは気持ちとつながることができます。感情や気持ちに意識的になることで,それらを変えることができるのです。」

と定義している。たとえば,相手が怒っているとする。その相手が怒っているということを感じ取ると同時に,そのとき自分の中に何が起きているかを感じる必要がある。とっさに,動揺して逃げを打とうとするか,言い訳をしようとするか,反撥しようとするか,いずれにしても,その瞬間(このワークショップでは,仮面をかぶると言うが),自分を非難するか,自分を非難する。その(感情の)反応によって,そのとき自分の中で起きていることから目を逸らすことになる。

仮面については,

http://ppnetwork.seesaa.net/article/418428694.html

で書いた。それによって,避けようとしたのが,どういう気持ちなのか,たとえば,

混乱した,激怒したと言った気持ちなのか,

あるいは,

不安になった,落ち込んだと言った気持ちなのか,

といった気持を探る中に,そこで自分が欲していたもの(ニーズ)に突き当たることができる,とする。怒った相手と,わかりあいたいと思っていたとか,仲直りしたいと思っていたとか。

気持ちは,

直接的で,単純,

とされ,現実の場面の中で,自分の内面で感じていることだ。たとえば,

寂しい,

と感じたが,それを逸らして,相手の怒りに反応して怒れば,その気持ちの背後にある,自分の求めているものから逸れていく。レジュメには,

「自分の内面で起きていることを感じることを受け入れない限り,気持ちは意識化されない。そのためには,自分の感じていることに対して,一切の価値判断や批判(たとえば,寂しいと感じる時分を情けないとか,女々しいとか評価)をせずに,観察者の立場に立つ必要がある。」(括弧内は筆者注記)

とある。当然,気持ちには,肯定的な快感もあるし,否定的な不快感もある。

要は,こうなのだろう。相手との関わりの中で,相手が何か言ったことに,反応的に,「むっ」としたとする。そのとき,その反応の中には,

自分を馬鹿にした,
とか
上から目線とか,
とか
嫌味を言った,

といった相手への直線的な感情反応(是非の判断)をする。その感情は,

身体的または精神的に,急激にかき乱されておきる激しい情動(喜怒哀楽)

と定義される。そして,

自分に関する恐れがきっかけとなって,(相手を)非難し,動揺する

ということになる。必要なのは,自分の気持ちを,感じとり,言語化することなのだ,という。

怒り,

は,怒ることでも表現できるが,

「怒っている」と伝えること

でも表現できる。怒れば,怒りの反応を誘うだけだ。いつも感じるが,この辺りの,内面の表現は,アサーティブと通じる。しかし,自分の気持ちが,自分でわからなければ,それを伝えることはできない。

ある意味,

相手の怒りを感じる自分,
相手の怒りに反応して起こる感情,
その感情の背後にある自分の正直な気持ち,
その気持ちを懐かせる相手に求めているもの,

と,たどれることは,いわば,相手と自分を俯瞰する,メタ・ポジションに立っていくことになる。それが,

観察,

という謂れなのだろう。その一瞬の自分の中に起きていることに注意を払う,つまり,逃げず,臆せず,その場にいることが,観察を,

今ここにいる,

といっている理由なのであろう。

最後に,自分の体験を観察するワークらやったが,

そこで何を考え,相手の何を責め,自分の何を責めたか,
そのとき,何を怖れたのか(逃げたのか,避けたのか,というのもあるかも),

を振り返り,そこにあった,自分の気持ち,身体のどこで感じたか,を探った。

過去のことだからこそ,

そのときの相手,
そのときの自分,
そのときの感情,
そのときの気持ち,

にメタ・ポジションが取れた。だからこそ,観察の構造の確認でもある。それを,

いま,そのとき,

にもする,ということが眼目である。







今日のアイデア;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/idea00.htm
ラベル:自己観察
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posted by Toshi at 05:18| Comment(0) | ワークショップ | 更新情報をチェックする
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