2016年02月04日

弁慶読み


弁慶読みは,

ぎなた読み,

とも言う。

「文章の区切り方を間違えて、文の意味を取り違えること。または区切り方で意味が分かれるような文章をつくる言葉遊び。『弁慶が、なぎなたを持って・・・』というのを『弁慶がな、ぎなたを持って・・・』と読んだという故事より『ぎなた読み』とも呼ばれる。」

という説明で意は通じる。

http://dic.pixiv.net/a/%E3%81%8E%E3%81%AA%E3%81%9F%E8%AA%AD%E3%81%BF

http://homepage2.nifty.com/maru777/naginata.htm

等々に「ぎなた読み」の例が出ている。たとえば,

それが「世界(ワールド)」かッ!来いーーっ!→それが「世界(ワールド)」!カッコいーーっ!

ウスバカゲロウ(薄羽蜉蝣〔昆虫〕)→薄馬鹿下郎〔罵言〕)

ハーモニー奏でておくれ→ハーモニカ撫でておくれ

あの丘まで、駆けていくわよ→あのオカマ、出かけていくわよ

等々。つまり,

句読点,

ひとつで微妙に意味が変わる。句読点とは,

「句読点(くとうてん、英:punctuation)とは、句点と読点の総称である。最も狭義には終止符とカンマのみを指すが、より広く疑問符や感嘆符、省略符を含む場合、さらに広義には括弧、カギ括弧、その他文章に使う様々な記号を含む場合がある。」

とあり,辞書(『広辞苑』)には,

現在は句点には「。」,読点には「、」を用いる,

とある。

「句読点は、その置き方により構文上重大な変化を起こしうる」

のは,英語にもあるらしい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A5%E8%AA%AD%E7%82%B9

によると,

"eats, shoots and leaves"(食って撃って逃げる)

"eats shoots and leaves"(芽と葉を食べる)

と,

「カンマを入れることによって意味が変化する。日本語では分かち書きの習慣がないためにさらに誤解が起きやすく、誤解を防ぐために読点を多く打つことがある。」

その最近の例では,

アフガン航空相撲,

というのがある。

アフガン航空相,撲殺される,

が,つなげるとこうなる,という例だ。しかし,これは,言葉を文脈から切り離すことで生まれる多義性なのではないか。文脈というのには,文字通り,

文章の流れ,

と,いまひとつ,その発話のなされた,

状況の中,

の二つの意味がある。どんなフレーズも,

文脈から切り離さなければ,

誤解を生みようはない。上記の,

アフガン航空相撲殺される

も,文脈のなかで聞けば,誤解の仕様はない。多く,特に日本語は,文脈に依存した言葉が多いから,一見主語が隠されているが,そんなことはない。たとえば,

さようなら,

は,他国のことばと違って,

左様なる次第ですからお別れします,

という次第を共有している前提で,発せられる。これについては,

http://ppnetwork.seesaa.net/article/402221188.html

でふれた。しかし,その文脈を意識してぼかすことが,我が国の為政者にはある。

敗戦(戦争に敗れた),



終戦(戦争は終わった),

と,置き換えることで,文脈とは別に,当事者意識から離れた,他人事のような意味だけが独り歩きし始める。それは,戦争責任者を免罪させる効果がある。だから,また,

平和,

の名目で,

戦争をオブラートに包むことが平然となされる。

参考文献;
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA%E7%9B%B8%E6%92%B2



ホームページ;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/index.htm

今日のアイデア;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/idea00.htm


posted by Toshi at 05:20| Comment(0) | 言葉 | 更新情報をチェックする
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