2013年02月21日
福島語録~オリジナルに考えつめてきた軌跡
福島正伸さんの「超人気コンサルタント養成講座」に参加した。
http://www.carriageway.jp/semi/fukushima_consul_nakama.html
まことに,不勉強ながら,福島さんの名は知らなかったのだが,会場へ着いてから,『心に灯をともす』という本を半年前くらいに買ったまま,積読になっていたことを思い出した。ご縁はあった。
内容をかいつまむことは,実は,あそこで手に入れた雰囲気とか気分とかけ離れる気がするので,そこで書き取った福嶋語禄を,挙げていくことで(福島さんが話した言葉そのままではないが),代替したほうがいい,と気づいた。それが僕の心に引っかかったものを表現しているに違いない。
事業を成功させることは,私のやることではない。事業を成功させる人材を育てる。やるのは本人,どんな問題をも解決できる人,制約を乗り越えていける人,にするのが私のすること。
私はいつも絶好調(私の体調はお客様には関係ない)。
厳しい世界に生きる姿勢が世界を変える。例として米軍の見た被災地での,救援物資を受けとるために並んでいるひと(われ先になるのが,世界中の被災地での通例),並べない人のために並んで受け取るこどもたち,の姿が,米軍を通して世界に配信された。トルコでの大地震のとき,「日本人を見習おう」との声が起きた。
苦しい環境や人がわかってくれないということを,自分を変えるチャンスと思い,それに感謝する。
人生は幸せになること。いろんな成功者を見てきて(一年に180人),成功者は,いまだに困難,問題にさらされている。常に,問題,困難がある。これを成功する理由に変えている。僕はこれを失敗の理由にしていた。
失敗の定義。どんなに努力してもうまくいかないと,やれるありとあらゆることをやりつくしているわけではないのに,やっていないことまで含めて,そう決めつけている。こう言われた。「ただ君が,やめただけではないのか?」「君が諦める以外に失敗はない」
不平,不満を言うのは,諦めた証拠。他人のせいにするか,自分を変えるか。
失敗し続けると,学ぶこと,気づくこと,成功すること(他人が諦めるのだから)が一杯ある。それで,ますますやる気になる。そういう人が成功する。
すべてが成功するような思考の仕方をしている。
すべてが失敗するような思考の仕方をしている。
考え方一つで決まる。
環境や過去,他人に左右されない最高の結果を出すためには,
①一度やると決めたことは一生やめない
②どんな失敗も糧にする
③まずは僕がやる
批判はアドバイスに聞こえる。
努力は経営資源。
感謝は敵をつくらない。批判=アドバイスをしたくれた人に,成長する姿を,相手の想像を超えて見せることで,相手が変わる。
他人や環境は,自分を成長させるためにある。
人をやる気にさせるには,
①育った状態は定義できているか。ゴールイメージ(形容詞,副詞なし)がいる。人はイメージしたことしか実現できない。人が育った状態=自立型人材。どんな状態でも道を拓いて夢や目標を実現できる人。
②どう育てるか。育てるとはどういうことかがはっきりしているか。「見本」「信頼」「支援」
自立型人材は,環境・条件に影響を受けない。それが整っていなくても,ネガティブにならない。いまここでできることに,全力でできるかどうか。
限界を自分でつくっている。初めから行き詰まろうと思っている。ここまで行ったらやめよう,と。行き詰まることはできない。同じやり方をしていれば,必ず行き詰まる。抜け道は百万通りある。無限に行き詰まらない。自分で限界をつくっている。
周りや環境に期待している人は,いつもイライラしている。
自分に期待している人は,いつもわくわくしている。
目標や夢があると,うまくいかないことが楽しめる。楽になるのはつまらない。
環境や他人が不幸にするのではない。気持ちが,思考が不幸にしたり,幸せにしたりする。
自己依存の人には,いつも出番しかみつからない。
自立の5概念
自己依存 自分に期待する
自己管理 ポリシーをもつ。どう考えてもいいが,意識してやる。「最高のかっこいい自分を決める!」「ピンチはチャンス!」輝いている自分をイメージする。
自己責任 自分の出番に変える
自己評価 常に目の前に目標をもって挑戦し続けている状態。競争するのは,昨日の自分だけ。
他者支援 ミラー効果。どんな状態になっても挑戦し続ける自分自身を見せること。
すべてはプラス受信から始まる。環境や条件に振り回されず,チャンスかピンチかは自分の意思で決める。そうすると,出番に代わる。
やる気のない人を見て,チャンスと思える人がメンター。やる気のない人が,自分のせいだと思えるようになればOK。
●見本
人を育てるのは,まず自分が「見本」になる。勇気のあるところ,夢をかなえようとするところを見せる。
叱る,ほめる,という何をしたかではない,両者の人間関係でその意味が違う。尊敬できる生き方をしていることが,人に伝わる。教える側の人格や考え方が問われている。人をやる気にさせるには,自分自身が自立型になって,見本となる。それが伝わる。
●信頼
信頼とは受け入れること。人を育てるというのは,覚悟の問題。相手は関係ない。ある企業の新任管理者研修で,「あなたは部下を一生愛するか」と問われた。半数が,手を挙げた。手を挙げない半数は,その場からでるに言われた。翌年また,同じ研修で同じ問いがなされ,昨年の半数が手を挙げた(?!)。まだ誰が部下になるかはわかっていない。しかし,誰なら愛するか,ということではない。そういうこちらの覚悟の問題。
パワーコーチング。相手を信じきる。信じてくれる人がいれば,その人はあきらめない。やるのは本人。それに勇気を与えるのは信じきること。その人のすべてを受け入れること。
●支援
その人をやる気にさせる。河を渡ろうとしている人に,橋を掛けてはいけない。やってあげることは,その人をわがままにする。やることは,泳ぎ方を教えること。しかもまず自分が楽しそうに,泳ぎ切って向こう岸へ行く。大事なことは,本人が泳いで渡る,そのきっかけをつくること。
あくまで本人が困難を克服して夢や目標を達成する,そのきっかけをつくる。大事なことは,自分が目標になるようなことをする。
支援は,きっかけを与えつづけること。究極はそばにいるだけ。
相手への影響は,自分がどういう生き方をしているかが,7割。信頼が,2割。支援は,1割。
相手が勝手にやる気になる。こっちの思うようにさせるのは,依存型人材を育てたことになる。相手の見本になって,信頼して,支援していく。
ということで,もう僕の付け加えることはありません。まさに究極の,コーチングスタイルでもある。コーチの生き方も問われている。
今日のアイデア;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/idea00.htm
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