「描く・書く」ということについて

ルーベンス展~栄光のアントワープ工房と原点のイタリアを観た。 http://rubens2013.jp/index.html 「17世紀バロック時代のヨーロッパに名声をとどろかせた画家ペーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)。8年間のイタリア滞在を終えてアントワープに帰郷したルーベンスは,大規模な工房を組織して,数々の傑作を生み出しました。本展では,彼のイタリア時代の作…

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完成

最近,若手の展覧会に伺う機会があって,いろいろ考えさせられた。 http://gallery-st.net/takeyama/index.html 手法を工夫することは,表現方法を手に入れたことだ。そのこと自体で,(まだ存在しない)作品(の全体像)が見えてくる。 素材を工夫することは,表現手段を手に入れたことだ。そのこと自体で,(まだ存在しない)作品(の質感)が見えてくる。…

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