サムシング・グレート
矢作直樹・村上和雄『神と見えない世界』(祥伝社新書)を読む。
科学者だから許されるが,結構間違いや思い込みで語っているところがあり,そういうところを端折っても,科学者が真剣にサムシング・グレートに向き合っているのか,と疑問を感じた。思いつきでモノを言うのは,科学者のすべきことではない。
科学の研究を突き詰めていって,その先に畏怖を感じるというのはいい。しかし,それと宗教とは別だ。…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか
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