2013年12月31日

出会い



人と人がすれちがうのは,それだけのことだが,そこでちょっとしたつながりができると,そこで二つの世界がつながる。それぞれ二人が一緒に運んでいる,

自分の人生そのもの,

生きる場所そのもの,

が出会う。それは,

それぞれの個人として背負っている来歴であり,

それぞれのつくっている場であり,

それぞれの持っている空気感であり,

それぞれの醸し出す雰囲気であり,

それぞれがつながっている家族であり,

それぞれがつながっている人とのリンクであり,

それぞれがつながっている地域であり,コミュニティであり,

それぞれの培ってきた知識であり,知性であり,教養であり,

それぞれの積み重ねてきた人生そのものであり,

それぞれの考えてきた考え方であり,

それぞれの大切にしている価値であり,美であり,

それぞれの懐いている夢であり,希望であり,

それぞれの抱懐している野心であり,志であり,

それぞれの視点であり,ものの見方であり,

がそこで一瞬触れ合い,あるいは重なり,あるいは混じり合う。

その緊張と共鳴と反撥とが,出会いの面白さなのかもしれない。

その出会いそのものから生まれるのか,

出会いのもたらすインパクトが,

自分に化学変化を起こさせるのか,

は,えり分けられないが。

清水博さんの

http://blogs.dion.ne.jp/ppnet/archives/11189806.html

で触れた「自己の卵モデル」で言えば,

黄身の自分の外延としての白身部分の混じり合いである。だから,そこでは,化学反応も起きれば,拒絶反応も起きれば,融合も起きる。

そこで,二人による新しい場になるかどうかは,それはその出会い自体からはわからない。

どうせなら,一方的な併呑ではなく,両者で化学変化を起こし,

白身が変質し,

黄身自身も変容させ,

そのことで白身も変化し,

両者の関係そのものにもまた変化が起きる,そして,

そこに全く新しい世界を,それぞれが獲得する,

そういう出会いがいい。

それは,別に永続というか,持続しなくてもいい。一瞬の出会いでそれが起こるかもしれない。

一旦起これば,距離が離れていても,そこでつくられた関係の世界は,つながっていくはずである。

さて,今年も多くの人と出会うことになったが,

もともとは,2011年のある新年会で,ちょうどその直前に読んでいた『U理論』を一言で,「開く」だといい,今年のテーマは,

「開く」

だと言ったあたりから,始まったことだが,それが高じて,昨年あたりから,積極的に,自閉的で自律的〈というか孤立的〉な世界を捨てて,外へ開き始めたが,おかげで今年も多くの人と出会い,自分の中で多くの化学変化が起きた,と思う。

その変性結果は,来年以降に顕在化するような気がする。


今日のアイデア;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/idea00.htm





#清水博
#自己の卵モデル
#化学変化
#出会い
posted by Toshi at 04:44
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