覆(おほ)ひ羽(ば)
天(あま)飛ぶや雁(かり)の翼(つばさ)の覆(おほ)ひ羽(ば)のいづくに漏りてか霜の降りけむ(万葉集)
の、
覆(おほ)ひ羽(ば)、
は、
空を覆うように両翼をひろげたさま、
とある(伊藤博訳注『新版万葉集』)。
多くの雁などが翼を広げておおう、その翼(広辞苑)、
覆うように広げられている羽。雁が群れをなして翼を広げるさまなどにいう(岩波古語辞典)、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか